座る場所と通る場所を整理する

リビングの配置は、家族の動きと一緒に。

リビングではテレビを見る、会話する、食事をする、窓へ向かうなど複数の動きが重なります。家具の中心を部屋の中心にそろえるだけでは、通りにくい場所ができることもあります。ソファとテレビを置く前に、通したい経路を決めましょう。

無料枠:合計面積50㎡未満の1プロジェクト。インストール不要。

リビングと食事スペースの位置関係を考えるための住戸テンプレート。
Habitatの収録例から作成した平面図です。作業画面で2Dと3Dを切り替えて確認できます。本文の仮定寸法を示す図ではありません。
2Dで描く部屋、寸法、扉と窓
3Dで確認家具、素材と照明
後から編集PNG画像とJSONデータを保存

入口、キッチン、窓を結ぶ経路を残す

採寸した平面図に出入口と大きな窓、キッチンとの接続位置を合わせます。食事を運ぶ経路、洗濯物を窓側へ運ぶ経路、ソファに座る経路は重なるかもしれません。毎回テレビの前を横切る案と、ソファの後ろを通る案をまず比べてみてください。

コンセントや配線が届くかも実物の位置で確認します。画面上でテレビ台を置けても、配線が通路を横断するなら配置の見直しが必要です。窓やドアを動かせると仮定せず、固定された条件の中でソファと食卓の位置を調整しましょう。

壁寄せと、ソファで空間を分ける案

ソファを長い壁に寄せると、中央に余白をまとめやすくなります。一方、リビングとダイニングを区切りたい時は、ソファの背を食卓側に向ける案も考えられます。背の高さによって視線の通り方が変わるので、3Dで窓や隣のスペースとの関係も確かめます。

内寸の短辺4.0m、ソファ奥行き0.9m、テレビ台奥行き0.4mと仮定すると、向かい合わせた両家具の間は4.0−0.9−0.4=2.7mです。これは前面同士の距離で、目と画面の距離ではありません。視聴距離の判断には座る位置や製品の説明も使ってください。

食卓は椅子を引いた時の大きさで考える

幅1.4m、奥行き0.8mの仮の食卓で、長辺の両側にそれぞれ0.7mの椅子の動作範囲を想定するなら、必要と考える奥行きは0.8+0.7+0.7=2.2mです。0.7mはこの比較で置いた仮定であり、誰にでも十分な基準ではありません。自分の椅子と動きで確かめてください。

その後ろを人が通る場合は、同じ0.7mに通路を兼ねさせてよいか別に検討します。食卓を壁に寄せると片側の使用が制限されるので、普段の人数と来客時の人数も分けて考えます。テーブルが置けるだけの案から、全員が座れる案へ見直しましょう。

用途ごとの状態を画像で見比べる

テレビを見る時間、食事中、来客時を思い浮かべ、椅子や人のいる位置を確認します。Habitatでは家具寸法をミリメートルで合わせ、配置と回転を手動で変えられます。2Dの通路チェックを終えてから、3Dで背の高い家具や明かりの印象を見てください。

候補ごとのPNGを保存し、「食事中も窓へ通れる」「入口から座りやすい」など評価の理由を書き添えます。最終案はJSONで残します。照明や画面の見え方は実際の時刻や窓の外の環境にも左右されるので、表示だけで決めず現地の状態も確認しましょう。

よくある質問

ソファは必ず壁に付けるべきですか?

必須ではありません。中央の余白を広く使うなら壁寄せ、用途を分けるなら背を境目にする案もあります。背後の通路と窓への経路を確認してください。

テレビとの距離は自動で決まりますか?

決まりません。家具の前面間の距離と視聴距離は異なります。座る位置、テレビの仕様、実際の見やすさをもとに自分で調整します。

ダイニングとリビングを同じ部屋に置けますか?

実寸で両方の家具を置き、食卓の椅子を引いた状態と日常の通路を確認してください。本文の寸法は検討手順を示す仮定例です。

少しの計画で、暮らしをもっと自分らしく。

部屋の寸法を用意して、最初のレイアウトを作りましょう。

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